「投資を始めたいけど、暗号資産って株や投資信託と何が違うの?」
30〜40代の初心者にとって、こんな疑問は自然に湧いてきますよね。
同じ“投資”という言葉が使われますが、仕組みやリスク、メリットは大きく異なります。

ようこ
今回は、株式投資歴が長い「私の視点」で、暗号資産と株・投資信託の違いをやさしく解説します。
暗号資産・株・投資信託、それぞれの特徴
まずは簡単にそれぞれの特徴を整理してみました。
| 投資対象 | 特徴 | メリット | リスクの特徴 |
|---|---|---|---|
| 暗号資産 (例)ビットコインやイーサリアムなど | 実体のないデジタル通貨。多くの人が使い、信頼することで成り立つ。 | ・国や銀行の干渉を受けにくい。 ・個人の資産を自分だけで管理できる。 ・世界中どこでも送金できる。 | 買いたい人と売りたい人のバランスによって価値が決まるため、短期間での値動きが大きい |
| 株 | 会社の一部を所有する権利で、実体がある。株主はひとりでも成り立つ。 | ・会社が利益を出すと配当金を受け取れるものがある。 ・特定の会社を応援することができる。 | 会社業績や政治、景気に影響される。 |
| 投資信託 (例)S&P500やオルカンなど | みんなから集めたお金を専門家が運用するもの。 | ・1回で世界中の様々な株などに分散して投資できる。 | 株と同じ影響を受ける。 (個別の株よりリスクは分散されやすい) |
ここが大きく違う! 目的の違いを解説

暗号資産 = 通貨 + 投資
円やドルなどの通貨と同じで、それを信頼して多くの人が使うことで成り立っています。
これまでの通貨ではできない、銀行を経由しない送金や契約なども可能で、新しい通貨としての価値が期待されています。
今後利用する人(欲しいと思う人)が増えれば価値は上がりますし、より多くの人が持つことで価値が安定していきます。
大きな特徴
暗号資産は、投資以外に通貨としての価値があるため、将来性を含めた選択肢が広いのも特徴です。
株・投資信託 = 投資
基本的には会社がこれから成長することに期待して、会社の一部である株を買い、成長後に売却するという資産運用・利益を得ることが目的になります。
仮想通貨を選ぶ理由と注意点

選ぶ理由
長期的に価値が上昇傾向で、資産を増やすチャンスがあることや、国や銀行に依存しない新しい通貨を持つことで政治不振や不景気などのリスクをから資産を守ることができます。
注意点
短期的な値動きが激しいので普段の生活に影響がない 少額から始める・中長期間持っておくということを心掛けて、信頼できる国内取引所で口座を開設しましょう。
まとめ:暗号資産 は 新しい通貨
暗号資産は本質的な目的が、株・投資信託と全く違いました。
今後、日本円と同じように暗号資産で収入を得たり、さまざまな支払いができるようになるかもしれません。
暗号資産の今後の広がりに期待しつつ、少しずつ投資を始めていきましょう。



コメント